今日も

武田泰淳『富士』の続き。忙しいのであんまり進まない。新幹線の時間のみ。
これは大学1年時の彼女にもらった誕生日プレゼントだったりする。安いプレゼントだが、他のプレゼントに比べ最も使用価値の高いモノだった。
「私、させられているのよ」という文の鋭さを力説していたなぁ。感傷に浸るつもりなど毛頭ないが、数少ない読書仲間との絶縁は、いつの日も、大きな痛手だ。人付き合いは大切にしやなあかん。