2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

[雑記][本]なんだかんだと

更新しているのは暇だからでして。明日から新居探しとはいえ、四月には間に合わないわけで。アパート決まったら布団と着替えだけ宅急便で送ってもらうしかなさそうだな。 貧乏人の家に生まれたのを恨むことしばしばだが、数少ない(家の)貯金を自分が無駄に…

[本][雑記]出会い

電車の中で武田泰淳『富士 (中公文庫)』を読んでたら、向かい側に座っていた女性が武田百合子『富士日記〈上〉 (中公文庫)』を読んでいた。運命の人に出会った気がしたが、どうやら50年ばかり遅かったようだ(早かった?)。そのちっちゃなお婆ちゃんは穏や…

[雑記]雪

所要で関ヶ原に行く。雪が積もっていた。なかなかの冬景色でした。 久しぶりにルーズソックスをはいている学生を見かけた。やっぱり寒いから?なんだか汚れていて、臭そうで、一着しかないのを連日の寒さのため何日も履き回ししてるんじゃないかと(余計な)…

「出会い」についての抽象的なメモⅡ

出会いの前の空虚、非実在的実在が、出会いの後に、実在的な世界へと「変身」すること。 たとえば、純粋なイメージが常に失われたものとしてしか存在せず、言語のもとにおいて、殺人犯である言語のもとにおいてのみ、イメージが存在しうること。(ル・クレジ…

@実家

大量のエロアニメファイルに塗れた兄弟のPCにて更新。僕はそうゆうの(二次元のエロ)が本当に苦手で見ないので、ちょっとこのファイル容量に驚く。とはいえ、僕が保育園のころハマッていた「ガン○ム」と、高校のときに一度だけ買ったエロマンガとが、四歳年…

疲れすぎてるので紹介のみ。

引越しの最中に本を手に取り作業が止まる。よくあることだ。 豊崎光一『ファミリー・ロマンス』のボードレールとメリヨンとジューヴに関するところだけ拾い読み。 メリヨンに同一化する批評家=詩人ボードレール、そのボードレールに同一化する批評家=詩人…

思うこと・独り言

自分の人生がちょっとは良いほうに転びそうなとき-ほんとにちょっと-人道にはずれない程度-なぜか周りが絶句して後に怒り出すようなことがしたくなる。全てをリセットする、どころか、マイナスからのスタートを求めて逆走する。 そんなことはもうないのだろ…

お勉強を続けるために

野村正實『雇用不安 (岩波新書)』再読、西谷敏『規制が支える自己決定―労働法的規制システムの再構築』購入。 できれば労使関係史を勉強したい。これを参考に。

嵩張る

デカイ本の扱いに困る。家に置いておくと壮麗だが、ダンボールは底が抜けそうになるし場所はとるし・・・でも高い金かけてかったから愛着あるから手放したくはない。 藤原書店のアルチュセール『哲学・政治著作集』やヤン・ムーリエ・ブータンの伝記、、、E…

滞納

引越しが佳境に。ダンボールに必要なものを詰めこむ。家に溢れていたたくさんのモノたちが、ゴミばかりだったことがわかる。 公共料金とか滞納しまくりだった。ほんとは逃げたいが全部払う。もう金ない。 もうこんな生活は終り。 新居はまだない。

勉強

今更だけど、とても勉強になった。 田中秀臣『経済論戦の読み方 (講談社現代新書)』 岩田規久男『日本経済を学ぶ (ちくま新書)』 経済本だけど、「りふれvsコウゾウカイカク」は政治倫理・政治哲学のネタとしても読める。

夕食会

疲れた。 オヤジさんたちの相手は疲れる。向こうに悪気はないのだろうけど、完全に僕たちを置いて旅立ってしまっている、自分たちの思い出に。僕はそこに入れない、入りたくない、だから疲れた。ほかの人達ともっとゆっくりとしたかった。 話のネタに経済関…

早い朝、着慣れないスーツ

友人の起床時間に合わせて起きる。早い。 僕はぼーっとメールチェック。お昼と夕方の待ち合わせ場所の連絡が届いている。昼は気楽な所だ。夕方は格式ばってる。 その夕方のためだけにスーツで出かけることに。スーツは7月の夕食会以来着ていなかった。「こ…

友人とマンガ喫茶

に来ている。なぜかはわからん。勢いで。 とりあえず柏木ハルコ『鬼虫』読了。好きな著者だけど、『よいこの星』『ブラブラバンバン』の頃のが好き。 久しぶりに『サルでも描けるまんが教室』でも読んで切なくなってみるか←アホ。 友人は一心不乱に『BOYS BE…

友人宅=ボロボロ

とは言え泊めてもらえるだけありがたい。 明日は昼から友人とランチ、夕方からは気詰まりなディナー。 それが終わったら即帰阪。 バスの中でチョコ食べながら読書していたら酔った。 まだ気持ち悪い。 「パッチギ!+清水圭」の検索で来た人。出てなかったよ…

生=死と変身

豊崎光一「En marge―汎詩論(パンポエイミスム?)のために」でこんな話が紹介されていた。アンドレ・ブルトンはあるエッセイ(「上昇記号」)で芭蕉と其角の話を引いているという。どのような話か。 其角の「赤とんぼ羽をむしれば唐がらし」という句を芭蕉…

蔵書整理あるいは塵芥

基本的にだらしないので掃除嫌い。ゆえに部屋の汚れはすごい。キッチンの掃除が何とか終わったが、五年間の油汚れは相当しつこかった。 蔵書整理をしていると否応無しに五年間の読書生活を振り返らざるをえなかった。 こんだけの本を読んで何も身につかなか…

蔵書整理(まだまだ継続中)

別の後輩にもばら撒く。捨てるよりかはマシ。新聞・プリント・雑誌は全部捨てた。忌々しい教科書類も。

蔵書整理(まだ継続中)

捨てる分の半分をまとめたのだが、既にアパートのゴミ置き場を占拠してしまった。。。本もまだあるし他にも新聞やらプリントやらたっっっくさんあるのだが・・・ それにしても大型ゴミ処分にかかるお金は高すぎる。←追記:訂正。あんまりかからなかった。ち…

蔵書整理(継続中)

昨日から蔵書整理を始めたわけだが。①捨てるもの②実家に保存するもの③手許に置いておくもの、に分ける。③の数をかなり限定したい、そう思っているので選別が困難。 大学院(比較文学)に受かった後輩(なのに今は同学年)が手伝いに来てくれる。新潮文庫、岩…

前のめり気味で更新

してるのは、あと数日でネット接続環境が終わるから。環境が整うまでしばらく時間がかかりそう。 忙しいときやのに明日から2〜3日遠出の予定。それまでに出来るかぎり掃除しとかなあかん。「ダスキン呼ばんかい」と大家に言われているので焦る。出費は最小…

「出会い」についての抽象的なメモⅠ

出会いは偶然であり、起こったかもしれないし起こらなかったかもしれない。ただその結果が、結果の連鎖が、世界を偶然性という事実において成り立たしめる。 世界とは成し遂げられた事実であり、そこではいったん事実が成し遂げられると、<理>、<意味>、…

豊崎光一/ヴィクトール・セガレン『方位なき方位 底なき井戸』

豊崎光一/ヴィクトール・セガレン『方位なき方位 底なき井戸』読了。簡単な著者紹介はこちら。 以下、メモ。 本書はセガレンの"Steles"(『碑』)に収められた詩全75篇のうち14篇、それに加えて豊崎光一の「方位なき方位 底なき井戸」という文章と渋沢孝輔…

図書館のマンガ選びの基準がわからん

今日は友人と約束が。待ち合わせまでかなり時間があったので近所の図書館でマンガを読む。 高野文子『棒がいっぽん』 諸星大二郎『天崩れ落ちる日』 とり・みき『キネコミカ』 柊あおい『星の瞳のシルエット』文庫版三巻 吾妻ひでお『ななこSOS』二巻と三巻 …

実況を楽しむ

id:yasaiさんが大阪日帰り巨大建築ツアーってのを行ってるようで、実況を見てみたら、HEPやらスカイビルやらの写真が。見慣れすぎた建物だけど、改めて写真に切り取られるとおもしろい。予定によるとWTCなども行かれるようで、久しく訪れてないだけに写真を…

時季はずれ

僕には、雪といえば伊吹山、なので、以下の句。ちょっと懐かしい気持ちで。 折々に伊吹をみては冬ごもり 芭蕉 木枕のあかや伊吹にのこる雪 丈草 東京は寒かったらしく、何人もの友人がバタバタと倒れている。われはぬくぬくとヒキコモリ。

金史良「光の中に」

金史良「光の中に」再読。 光の中に―金史良作品集 (講談社文芸文庫) もしくは青空文庫 著者についても青空文庫を参照してください。 「光の中に」は1940年上半期芥川賞候補となった著者の代表作。 葛藤を抱える「南(みなみ=ナン)先生」と「山田春雄」少年…

花田清輝『鳥獣戯話』

『鳥獣戯話』読了。おもしろかった。鳥獣戯話・小説平家 (講談社文芸文庫)作者: 花田清輝出版社/メーカー: 講談社発売日: 1988/10/03メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (7件) を見る僕が読んだのはかつての講談社文庫版。『小説平家』はなし…

本購入、そして髪を切る

メタフラシス―ヘルダーリンの演劇 (ポイエーシス叢書)作者: フィリップラクー=ラバルト,Philippe Lacoue‐Labarthe,高橋透,吉田はるみ出版社/メーカー: 未来社発売日: 2003/10/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (8件) を見る購入。挫折…

メモ

『歌の祭り』ル・クレジオ/管啓次郎 訳 岩波書店 インディオたちの生活の美しさと秘められた知恵,そして深遠な宇宙観――.若き日のル・クレジオにまったく新しい宇宙と生き方を開示した,パナマのエンベラ族との出会いを語る表題作をはじめ,30年来著者が一…