昨日は5月の末、つまり働きだして二ヶ月なわけだが、どっっっと疲れがでたのか、12時間(20時半から8時半)も眠ってしまった。会社を出たのが七時半、帰宅したのが八時、飯食い終わったのが八時半。朝起きたのも八時半、家出たのが九時、会社着いたのが九時半。
うわー。

とまあ、とりあえず何か読まねばならぬと思い、新雑誌らしい「アット」を購入。
柄谷行人の「革命と反復・序説」については、理論的には難しくてよくわからんが、トランスクリティークの延長なんであろう話。
上野千鶴子のインタビューはおもしろかった。介護に関わりだして以降の上野千鶴子は正しい方向を向いていると思う。「生き延びるための思想」をこそ必要としているという点に同感。
その他、オルタートレードジャパンの話、フェアトレードの話・・・もちろんすべて学問的には弱い(のだろう)が、基本的にこの方向性は正しいと思う。上野千鶴子も言うように、オルタナティヴの側は常に「ボキャブラリーが貧困」なのだから、その事実とは向き合わねばならない。
この雑誌が細々とでいいから、いかがわしものにならないことを願う。
触発されて鶴見良行著作集を借りる。やはりまずは「バナナ」から。